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by 漢ムラタ 漢ムラタ

Googleストリートビューでバーチャルツアーを作成しよう

Googleストリートビューでバーチャルツアーを作成しよう

どうも、梅雨はVR内でパッキンのお姉ちゃんとサマーなレッスンを送る予定が結局ひとりジメジメした部屋で過ごすムラタです。

今PSVRいくらで売れるんでしょうね。

さて、今回はThetaを使ったGoogleストリートビューへの投稿と写真連結(バーチャルツアー)の話です。

ストリートビューへの投稿に関しては以前の記事でも少し触れましたのでそちらもご覧ください。

全天球撮影を始めよう

写真の連結について

以前はただ一枚の360°写真をアップするだけで、ストリートビューのような写真同士を連結して行き来するような処理を行なえるのは、Googleから認定を受けている代理店のみで一般のユーザーには行うことは出来ませんでした。

しかし2016年12月よりGoogleストリートビューアプリの機能によって代理店でなくても360°写真を撮れる人であれば誰でも自分のアップした360°写真の連結を行なうことが可能になりました。

アプリでの写真の繋ぎ込みには位置情報を読み取り自動で繋ぎ込みをしてくる「360°写真の自動連結」機能がありますが、こちらの機能は精度がまだ甘いようなので今回は手動での設定になります。

念のため自動連結の機能を切っておくには、アプリの画面上部にある検索窓の隣にある横三本線をタップしてメニューを表示します。

メニューの中から「設定」をタップし、その中から「360°写真を自動結合」をOFFにします。

 

実際に撮影してみよう

自動連結機能が切れたら早速撮影を始めましょう。

必要な機材

必要な機材はいつも通り「Theta」とそれを固定する「三脚」、あとGoogleストリートビューのアプリがインストールされたスマホだけです。

厳密には三脚は無くても撮影できますが、連結した際に遷移するたびに視線を下に落とすと撮影者が映るのはちょっとアレですよね・・・。

また店内などの屋内写真を撮る際に蛍光灯の光によって「フリッカー」と呼ばれる写真に帯状の横縞が映り込む現象が起こる可能性があります。

フリッカーを抑えるには「低感度」で「遅いシャッタースピード」で撮影する必要があるため、特に屋内を撮影を行なう場合は三脚はあった方が良いでしょう。

撮影

最初に撮影した場所が決まったらその場所でGoogleストリートビューアプリを開きます。その際にThetaの電源も入れてスマホとの連携も済ませておきましょう。

Thetaとの連携が出来ている状態であれば画面下に「RICHO THETAに接続されています」というメッセージが出ていると思います。

その状態で画面右下のカメラアイコンをタップすると画面がThetaによるカメラモードに切り替わります。

ここでは普段ThetaのアプリでできるようなシャッタースピードやISO感度などの設定などはできず自動的にオート設定で撮影されます(恐らくですが)。

ただHDRモードでの撮影だけは設定可能なので、三脚がある人はHDRモードで撮影してもいいでしょう。

撮影ポイントの間隔

一つ目の撮影が終わったらそこから繋げるための場所に移動して撮影します。

撮影のポイントとポイントの間隔は屋外であれば3m間隔(約5歩)、屋内では1m間隔(約2歩)とするのを推奨しています。(自動結合機能をONにしている場合、この感覚で撮影すると自動で結合されるようです)

ただそこまで厳密ではないようなので、極端に感覚が狭かったり遠かったりしなければ特に問題はないと思います。

あとは繋げたい数だけ撮影を繰り返します。

編集と結合

撮影が終わったら編集と結合作業に入ります。

編集作業というのは人の顔が映っていたり車のナンバープレートなどが映り込んでいる場合ぼかしを入れる必要があるため、その作業になります。

撮影した写真はアプリ上部のタブメニューの「非公開」タブに格納されています。

ぼかしを入れたい写真をタップすると実際の視点を動かせる360°ビューの画面に遷移します。

ぼかしをいれる

人物の顔にぼかしを入れたい場合、手動で入れる方法と自動で顔を認識してぼかしを入れる方法があります。

ぼかしを入れる箇所が人物だけである場合は自動で、顔認識が上手くいかない場合や、顔以外の車のナンバープレートやその他ぼかしを入れる必要がある部分については手動を使うという使い分けをすると良いでしょう。

自動でぼかしを入れる場合

顔認識機能を使って自動でぼかしを入れる場合、まず画面右上のメニューボタンをタップします。

展開されるメニューの中に「顔を検出してぼかしを適用」という項目があるので、それをタップします。

するとしばらく検出する時間があった後、顔と思われる箇所が半透明な四角いボックスですべて囲まれます。

この状態ではまだ選択範囲をしただけでぼかしは入っていないので、再度右上のメニューをタップします。

新しく「ぼかしを入れる」という項目が追加されているので、それをタップすることで先ほどの選択範囲全てにぼかしが入ります。

間違えた箇所にぼかしを入れてしまった場合は先ほどのメニューから「ぼかしを削除」をタップすればすべてのぼかしが削除されます。

手動でぼかしを入れる場合

手動でぼかしを入れる場合は、入れたい箇所を長めにタップし続けることで、その場所に先ほどの半透明の四角いボックスが挿入され、画面下に「ぼかしを入れますか?」というメッセージがでるので、それをタップすることでぼかしが入ります。

マップのリスティングを選択する

ぼかしの処理が終わったら次に「マップのリスティング」を設定します。

マップのリスティングとは撮影した場所の具体的な店名や施設名などを選択することです。(違ったらすみません)

先ほどと同じく画面右上のメニューボタンから「マップのリスティング」を選択します。

すると撮影した場所の付近の施設・会社・お店の名前が一覧で表示されますので、その中から合致するものを選択して下さい。

一覧の中に合致するものが表示されていない場合は、画面上部の「ストリートビューを検索」をタップして該当する場所の名前を入力して検索してください。

ただし恐らく最近できたなどのGoogleMapにまだ登録されていないような場所に関しては検索しても表示されないかと思います。

ここまで作業が完了したら繋ぎ込みの前に公開する必要があるので、画面下の「Googleマップに公開します」というテキストをタップします。(アプリの設定によってはwifi環境でないと公開できません)

写真の連結

無事公開が済んだらいよいよ写真を連結していきます。

公開済の写真はアプリ内の「プロフィール」タブに格納されており、先ほど設定したマップのリスティングごとにまとめられています。

連結したい場所のリスティングをタップすると、その場所の地図と中の写真が一覧で表示されるので「選択」をタップして、連結したい写真すべてをタップして選択状態にします。

選択状態から右側の「…」よりメニューを展開します。
その中に「写真を移動して結合」という項目があるのでそれをタップします。

すると結合編集画面に遷移します。
結合編集画面では選択した写真それぞれに番号が割り振られています。

番号をタップすることでその写真の位置、どの写真へ遷移可能か、方角が正しいかどうか、の設定が可能になります。

位置決めはPCのドラッグアンドドロップの要領で番号をタップしたまま任意の場所にスライドさせて放します。

この際地図の拡大率が小さいと他の番号を誤タップしたり、細かい位置調整が難しく非常に動かしずらいので(特に屋内の場合は間隔が狭いので)地図上をピンチアウトしてかなり拡大率を上げておくと作業しやすいです。

また、番号と番号の間にグレーのラインで繋がっているのが分かるかと思います。
これが遷移先を決めるラインになり、濃いグレーとなっているのが現在設定されている遷移先になります。

淡いグレーをタップすることで濃いグレーとなり、その先の写真へ遷移出来るようになるということです。

最後に方角ですが、選択している番号から赤い扇状のものが表示されているのが分かると思います。

これはこの写真が現在向いている向きを表していて、画面下部分に実際の向いてる場面が表示されています。

扇状の向いている方向と実際の向きが異なる場合は画面下のベルト状部分をスライドして正しい向きに合わせることができます。

全ての写真の設定が終わったら画面右上のチェックマークをタップして確定させます。

確定できたら実際に遷移ができるか確かめてみましょう。

先ほどのリスティング内の写真一覧からどれでもいいので写真をタップすると実際の360°ビューの画面に遷移するので、自分が先ほど設定した遷移先へ矢印が表示されているか確認してみてください。

正しく設定ができていれば下記のように遷移先の矢印が表示されていると思います。

矢印がずれていたり違う遷移先になっていた場合は、再度全ての写真を選択して「写真を移動して結合」より修正を行なってください。

以上でGoogleストリートビューによる写真の結合は完了となります。

PC版での表示について

Googleストリートビューのアプリ内に関しては割と早く反映されるのですが、PC版のストリートビューに関してはアプリ版で投稿してから反映されるまで多少タイムラグがあるようです。

例えば遷移の矢印が途中で切れていたり、意図しない遷移先が表示されたりしますが、概ね1日もあれば正常に反映されると思います。

ちなみにPC版では、Googleマップやサイト検索時の下記の部分から確認することができます。

Googleマップ検索時

写真情報の一番左にGoogle以外の第三者が投稿した360°写真が掲載されます。その隣にはGoogleが撮影した近所のストリートビューがあれば表示されます。

サイト検索時

サイト検索時の右側に表示されるビジネス情報の中に「写真を表示」という項目があるので、その中の「360°ビュー」タブにまとめられています。(これには恐らく事前にGoogleマイビジネスに登録しておく必要があると思います)

ちなみに以前はビジネス情報の中に「中を見る」という項目で直接屋内のストリートビューへ遷移することができました。

今でもいくつかのサイトでもその構成になっていますが、現在その構成は廃止されているようで、今後追加される360°写真に関しては全て「写真を表示」からのみの閲覧となるようです。(Google認定代理店による撮影なら出る?)

「中を見る」の方が分かりやすいしクリックされやすいとは思うんですけどね・・・残念です。今後の改修に期待しましょう。

最後に

今回の360°写真の連結いかがでしたでしょうか。

お店や施設の内観を実際に見渡せ、ある程度動き回れるというのは初めてそこに訪れるお客様にとって安心感を与えますし、それによって来店への敷居も下がるのではないでしょうか。

実際Googleもバーチャルツアーがユーザーに与える硬化を調査した結果、ビジネス情報に写真とバーチャルツアーが入っているとユーザーの関心が2倍になったという結果がでています。

それほどバーチャルツアーないし内観を見ることができる360°写真へのユーザーの関心は強いということですね。

となると前述した「中を見る」リンクがビジネス情報に表示されない仕様変更は本当に惜しいです・・・。

ちなみに今回は自身でのバーチャルツアーの作成を紹介しましたが、もし本気でバーチャルツアーに力をいれたいもしくは店内が広くて自分でするには面倒くさすぎるという方は「Googleストリートビュー認定代理店」に依頼すると良いかもしれません。

「認定代理店」というのはその名の通りGoogleから正式に認定を受けて代理でバーチャルツアーの撮影を請け負っているお店です。

撮影機材や技術も保証されているので、まずクオリティに関しては間違いないかと思います。

ただ代理店にもよると思いますが、それなりの金額はするという声はよく聞きますので依頼する前にその辺をしっかり確認しておく必要がありますね。

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