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全天球撮影を始めよう

全天球撮影を始めよう

皆様こんにちは、寝る間も惜しんで「ドラゴンクエストビルダーズ」をプレイして常時眠いムラタです。

今回は一般にも普及しはじめた全天球撮影について紹介しようと思います。

「全天球」って?

「全天球撮影」といわれても全くピンと来ない人がほとんどだと思いますが、要するにアレです、Googleストリートビューのように上下左右360°全てが見渡せるパノラマ写真撮影のことです。
↓こういうのです(PCは画面をクリックしたままグリグリマウスを動かしてみてください。スマホの場合は指でスライドしてみてください)

全天球撮影によって通常の写真のように風景の1面だけを切り取るものではなく、その場の『空間』を記録できるようになるわけです。

他にもYoutubeでは全天球で撮影した動画を先ほどと同じように360°グリグリ動かすことが可能です。(PCの場合は対応している一部ブラウザのみ)
特にスマホで閲覧した場合はスマホの向きと動画の向きが同期したような動きになり、例えばスマホを下に向けると動画内の映像も下を向きます。

※スマホの場合はYoutubeのアプリ内で観ないとダメかもです。

今、全天球カメラが熱い

360°カメラ

全天球が一般的に使われだしたのが一体いつ頃なのかは分かりませんが、ここ最近身近なところでよく目にするようになったのは確かです。

特にリコーから2013年に発売された「RICHO THETA」が全天球撮影の火付け役になったと言ってもいいのではないでしょうか。

最近では今月ラスベガスで開催された家電見本市「International CES 2016」で様々なメーカーからも全天球カメラの発表がありました。

例えばニコンの「key Mission 360」やフランスのGiroptic社の「360Cam」、香港系メーカーのKenxenの「SDV180」などなどそれぞれ特色のある形状や機能の全天球カメラとなっています。

詳しくはデジカメWatchさんのレポートを御覧ください。

このように全天球カメラに参入しているメーカーはここ最近で数を増やしているわけですが、当然それらを使って撮影した360°写真や動画のコンテンツの数も徐々に増えてきています。

360°コンテンツ

例えば先ほど一例としてYoutubeの360°動画を掲載しましたが、Youtubeが360°動画に対応したことによってプロ・アマ問わず沢山の360°パノラマ動画が増えており、Youtubeで「全天球」「360°」などで検索するとその多さが実感できると思います。

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動画一覧画面に「360°」というアイコンが付いているものがそうです。

他にも360°パノラマを体験するコンテンツとしてスマホアプリがありますが、スマホでは先ほど少し触れたようにPCの時のようにマウスでグリグリする必要がなくスマホの向きと連動して動画内のカメラの向きを変えることができます。

それを活用したコンテンツとして「VR=バーチャルリアリティ」と呼ばれるコンテンツが増えています。

いわゆる仮想現実というやつで、実際にその場にいなくても映像の中の世界に自分がいるかのような体験ができます。

95年に任天堂が出したバーチャルボーイとかまさにそれでした。
プレイしたことないですが・・・

観せ方としてスマホでは下の画像のように画面の左右で映像を出力してそれを左右の目で見る際の両眼視差を利用して映像に奥行きなどをもたせているそうです。

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当然このまま裸眼で見たところで全然奥行きなんかで出ませんし、見えたとしてもその状態をキープしたまま映像を見続けるなんて楽しむってレベルじゃないですよね。
そこでVR動画を楽しむためには別途「VRビューア」と呼ばれる専用のガジェットが必要になります。

「どうせお高いんでしょう?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
スマホ専用のVRビューアでダンボールを組み立てるだけの大変簡素で安価なものがあります。

他にもGoogleでも「CARDBOARD」と呼ばれるダンボール製のVRビューアを提供しており、Amazon等で購入することができます。
また仕様書(設計図?)も公開されており、ダンボールやレンズ、輪ゴムなどを用意して自分で作ることも可能ですが、まぁ高いものでも無いですし買ったほうが早いです。

ハコスコやCARDBOARDもスマホをレンズの前に横向きで固定してVRビューアを手で持って覗きこむような形で鑑賞します。

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VR対応アプリ

これらのVRビューアを使って楽しめるiosアプリのほんの一例を紹介します。
ちなみに全てにandroid版があるかどうか分からないです、なかったらすみません。

  • Youtube
    鉄板 of 鉄板。VR対応動画を再生するとシークバー横にゴーグルのようなアイコンがでているのでそこから切り替えが可能です。
  • Googleストリートビュー
    昨年10月のアップデートより360°写真の投稿やVR対応となりました。またアプリ内の機能でスマホのみで全天球撮影ができるようになっています。
  • ハコスコアプリ
    先ほどVRビューアで紹介した「ハコスコ」が提供しているアプリです。パノラマ写真や動画を楽しめます。
  • VR Jump Tour
    その場でジャンプすることで映像内でものすごいジャンプをしているような体験ができます。
  • パノミル
    最近立体音響コンテンツも追加されたようでVR体験がより臨場感あふれるものになってます。ヤバイです。
  • Smash Hit
    目の前に現れるガラスをぶっ壊しながら進むだけのゲーム。元々はVR対応していなかったが最近対応した模様。プレイはしていないのですがVRビューアしながらだと操作しづらそうなイメージです。
  • Chameleon360 player
    観光地やスポーツやイベントなどをVR体験が可能です。
    「SPECIAL」コンテンツ内のホラー映像「友引」はぜひ夜中に一人で御覧ください。オススメです。

実際にいくつかCARDBOARDで観てみたのですが、やはり安かろう悪かろうなのかどうもぼやけて見えるというか期待していたほど鮮明な画像での没入感は得られませんでした。
お高いVRビューアならもっと綺麗に見えたりするんでしょうか。

没入感の良し悪しは置いておいて、ホラー系とVRの組み合わせはヤバイですね。
これに立体音響まで組み合わせると一体どうなってしまうのか…
もっとホラーのコンテンツが増えることを期待してます。

ちなみに今回紹介したアプリ以外にも山程対応アプリがあるので「VR アプリ」とかでググッてみてください。

全天球撮影をしてみる

色々な360°コンテンツを体験してみて「観てばっかりじゃなく自分も投稿してみたい!」という気持ちになってる人もいるのではないでしょうか?
今度は実際にYoutubeとGoogleストリートビューに360°コンテンツを投稿してみましょう。

撮影に使用する機材

今回撮影にあたって用意したものはこちら。

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「RICHO THETA S」
スタイリッシュなボディと手軽に高画質な撮影ができるスグレモノ。

お値段は4万円前後と旧モデルのTHETAに比べると1万円ほどお高いですが、そのお値段に十分見合った性能を兼ね備えてるのではないでしょうか。

旧モデルとの違いに関しては画素数が600万画素から1400万画素に、内蔵メモリは4GBから8GBに、動画撮影に関してはフレームレートが15fpsから30fpsになり撮影時間も5分から25分に大幅進化しています。

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「iphone / Android」
THETA Sにはwifiモジュールが内蔵されていてスマホと接続することで、スマホ側のTHETA専用アプリを通してライブビューで実際の写りを確認しながら撮影したり、撮った写真に対してフィルターや特定の部位にぼかしなどの処理を加えることも可能です。
なくても撮影はできますがほぼ必須と考えていいでしょう。

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「一脚・三脚」
撮影する際、普通に手で持って撮影した場合、自分の顔がバッチリ写っちゃってなんだか恥ずかしいし、頭の上に掲げて撮っても360°パノラマで観た際に真下を向けると手や腕がガッツリ写ってるしなんだかスマートじゃなくて嫌だなぁていう方はTHETA Sのケツに三脚ネジ穴がついていますので一脚や三脚を活用しましょう。

THETA Sはスマホと重さが大差ないので一脚は自撮り棒とかで代用してもOKです。
一脚を活用することで真下を向けたときに手や腕が写らずスッキリしますし、より高い視点で撮影することもできます。

三脚を使った場合、完全にその場に固定されるので撮影者はどこか映らないところに隠れてスマホから遠隔でシャッターを切ることで全く写らなくできます。

ただし三脚の足を大きく開いて置いている場合はその足部分が写り込んでしまいますし、クイックシューも大きさによっては写り込んでしまいます。
例えば下のリンク先のパノラマ写真は会社の前を写したものですが、下をむくとクイックシューが写り込んでいるのが分かると思います。

ただ、これでも手や腕がガッツリ写り込んでしまうよりはだいぶマシだと思います。

Youtubeへの投稿

ではいよいよYoutubeへの投稿をしていきましょう。
Androidの一部機種に限りスマホから直接Youtubeへの投稿が可能なようですが、今回はPCからの投稿方法のみをご紹介します。

1.動画の撮影

THETA SはFull HDで25分間の連続撮影が可能ですが、アップロード用にファイルを変換する作業の際に数分の動画でも意外と時間がかかりますので、長くても3分前後を目安に撮影するのがいいのではないでしょうか。

まず用意した三脚または一脚にTHETA Sを取り付けます。
高さや位置を適宜調整して位置が決まったらスマホのTHETAアプリを起動して撮影を開始します。

手持ちや一脚の場合はなるべくブレないように意識して撮りましょう。

2.動画の変換

撮影が終わったらTHETA SをPCとMicro USBで接続して撮影した動画を一旦PC内に保存します。

撮影した動画ファイルはそのままだとYoutubeにアップしても360°動画にはならないので360°動画として見れるように変換する必要があります。

そのためにまずPCで360°写真や動画を閲覧するための専用ソフト「RICHO THETA for Windows / Mac」をインストールします。

インストールが終わったらソフトを起動させて先ほどのPCに保存した動画ファイルをドラッグ&ドロップで展開します。
すると変換ダイアログボックスが開き、変換ファイルの保存場所を設定後変換が開始されます。

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変換が終了したら自動で再生が始まるので撮影したものに問題はないか前後左右動かしながら確認しましょう。

問題なければもうソフトは閉じちゃっても大丈夫です。
先ほど指定した場所に変換後の動画ファイル(ファイル名の末尾に「_er」がついたmp4)があるので、そちらをYoutubeにアップします。

3.Youtubeへアップロード

それではPCのブラウザからYoutubeにアクセスしましょう。
ログインしていなければログインを済ませて画面右上の「アップロード」ボタンを押します。

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アップロード画面に移りますので画面中央の「アップロードするファイルを選択」に先ほどの変換した動画ファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードを開始します。

アップロード中に色々動画についての設定ができますがここでは割愛します。
360°動画にするために特別に何か設定しないといけないというわけではありません。
変換した動画の中に特別なメタデータが埋め込まれていて、それで360°動画かどうかを判断しているようです。

アップロードが終わったら実際に再生して確かめてみましょう。
PCの場合使用しているブラウザによっては360°動画に対応していない場合があるので、Chromeを使うと確実です。

360°動画の場合、画面左上に擬似パッドのようなものが表示されているので、それが表示されていれば無事360°動画としてアップ完了となります。

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観てみると分かりますがフルHD(1920×1080)とはいったものの全天球用に引き伸ばしてるせいか正直だいぶ画質がよろしくないです。
写真だとそんなことないんですが、これは今後の後継機種に期待するしかないですね…

Googleストリートビューへの投稿

次はGoogleストリートビューへの投稿をしてみましょう。

■スマホでの投稿

スマホの場合、まずGoogleストリートビューのアプリをインストールします。

インストールが終わったらTHETA Sの電源をONにしてスマホと接続状態にさせてからアプリを起動します。
正常に接続できている場合アプリ内画面下に「RICHO THETA Sに接続されています」と表示されます。
この状態で右のカメラアイコンもしくは「カメラを起動」をタップすることで、THETA Sが起動してそのまま撮影に移ります。

撮影が済むと画面下でペグマンが写真を貼り付けるアニメーションをした後、そこに先ほど撮影した写真が表示されます。
スマホの位置情報をONにしていればピンの位置を自動で合わせてくれてその場所の名前も自動でいれてくれようです。

表示された写真をタップすると全画面で撮影した写真を実際に360°動かしながら閲覧することができ、「Googleマップに公開します」をタップすることで指定した場所にパノラマ写真として投稿するか通常の平面の写真で投稿するか選択できます。
当然今回はパノラマ写真として投稿します。

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ただし、公開する際はWi-Fi環境が必須となるので屋外で撮影した場合はポケットWi-Fiを持ち歩くか自宅等のWi-Fiがある環境に戻ってからの公開作業になります。

一旦公開を保留した場合、アプリ内メニューの「非公開」に撮影した写真が入っているので、公開したい写真を選択してアップロードアイコンをタップして「公開」にします。

無事公開が済んだ場合、写真が「非公開」から「プロフィール」に移動しているので確認します。

これでアプリ内での公開作業は終わりなのですが、どうせならGoogleマップでその場所を検索したときにも公開した360°写真を表示されたいですよね?

その場合、先ほどの「プロフィール」から公開済の写真に「場所を追加」という項目があるので、そこをタップして撮影した場所の施設名があればそれを選択します。

場所が追加されたら早速Googleマップで先ほど追加した場所の名前で検索してみましょう。
「360°パノラマ写真」という項目が追加されているはずです。
※PCだとすぐ反映されましたがスマホのアプリ版だと反映されていませんでした。まだアプリが対応していない?

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なお、ストリートビューのヘルプによると撮影者が映り込むとGoogleマップに採用されない可能性があるそうなので、撮影する際は三脚を使用して撮影者が極力映らないようにして撮影しましょう。

と言うものの今回撮影者の自分が結構しっかり写り込んでいますが今のところ特に削除されるようなことにはなっていません。
画面の何割映り込むとダメみたいなのがあるんでしょうか。

■PCでの投稿

PCからの場合、まずTHETA Sで撮った360°写真をPCに取り込む必要があるので、Youtubeの時と同じくTHETA SとPCを繋いでデータを落として「RICHO THETA for Windows / Mac」で投稿用に写真を変換します。

アップしたい写真全て変換が完了したらブラウザからGoogleマップへアクセスしてアップしたい場所を検索してその場所の情報を表示させます。

写真一覧部分の真下に「写真を追加」という項目があると思うのでそこをクリックしてアップロード画面に移ります。

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そこに先ほど変換した360°写真をドラッグ&ドロップでアップロードすることで投稿は完了です。
しばらくしたら先ほどの写真の部分に追加されているのが確認できると思います。

最後に

ここまで全天球について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
まさに「世界的ですもんね。乗るしかない、このビッグウェーブに」と思わせてくれるコンテンツではないでしょうか。

今年はSONYからPlayStation VRが発売される予定ですし、最近任天堂も今後VR技術への研究を進めていく方針を明らかにしました。
間違いなくVRの波は押し寄せてきているのでもし興味が湧いた方はこの機会にぜひ全天球撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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