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一眼レフカメラで星空を撮影しよう(固定撮影・星景写真編)

一眼レフカメラで星空を撮影しよう(固定撮影・星景写真編)

こんにちは。中嶋です。
突然ですが、冬になると空気が澄んで星がきれいに見えるような気がします。

一眼レフカメラを購入して早4年。
そういえば星空はまだあまり撮影したことがありませんでした。

高価なレンズや赤道儀などは持っていないけど星空を撮影したい!ということで今ある機材で可能な固定撮影・星景写真の撮影方法についてまとめてみました。

星空の撮影に必要な条件

道具がある(最低限カメラとレンズ)

最近はコンパクトデジタルカメも機能が充実してますので撮影は可能かと思いますが、今回は一眼レフカメラに絞って紹介をしたいと思います。

私はキャノンのEOS Kiss X4を使用しています。

レンズは、
・Tokinaの魚眼ズームレンズ『AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5』
・キャノンの標準ズームレンズ『EF-S18-55mm F3.5-5.6』
・キャノンの望遠ズームレンズ『EF-S55-250mm F4-5.6』
・キャノンの単焦点レンズ『EF35mm F2』
を主に使用しています。

天候が良い

天気はもちろん晴れた日がおすすめです。

天気予報では晴れ予報でも雲がかかっていたり、空気が汚れていたりすると星がよく見えず思い通りの撮影が困難になるので事前によく調べてから出かけましょう。

風が強くない日が良いです。三脚でカメラをしっかり固定しても風が強くては三脚ごと動いてブレてしまいますので強風の日は避けた方が無難です。

星が見える

場所は暗ければ暗いほど星がよく見えます。街から少し離れると星がたくさん見えるので撮影しやすくなると思います。

街からあまり離れた場所に移動できない場合は、夜遅い時間の方が光害が減り撮影がしやすくなると思います。

あえて建物と一緒に撮影するのもおすすめです。

新月の日が好ましいですが、風景と星を一緒に撮影したい場合は月の光なども上手く利用するとまた違った印象の写真が楽しめます。

暗さを求めて危険な場所に立ち入らないように気をつけてくださいね。

必要な道具

絶対に必要なもの

blog150206_001

・一眼レフカメラ
・レンズ

できればあった方が良いもの

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三脚

月は手持ちでも撮影可能です。

星座などを撮影したい場合は、シャッタースピードを遅くするので三脚なしでは難しいかもしれません。

三脚が無くても平らな面などに置いてカメラを動かさないようにすれば撮影は可能ですが、撮りたい方向や方角に向けたければあった方が良いでしょう。

レリーズ

持っていない場合はカメラのタイマー機能で代用できます。あれば便利です。
インターバル機能があると撮影の幅が広がります。

レンズフード

迷光や結露を防ぐ効果があります。レンズにあったものを選びましょう。

無くても良いけどあれば使えるもの

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フィルター

・ソフトフィルター
星をにじませて撮影ができるため、大きな星が強調されて見えます。種類によってにじみ具合が違い、星の撮影には向いていないフィルターもあるようなので購入時はよく調べてから購入してください。

・クロスフィルター
光の線を発生させ、星が輝いているように見えます。

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ソフトフィルターなしとありを比較してみましたが、フィルターありの方が若干星が滲んで大きく見えます。

ピントなどを固定するテープ

気づかないうちにレンズに手などが当たってピントなどがずれてしまうのを防止します。

・カイロ
結露や電池の消耗などを防ぐために使用します。

カメラの設定

blog150206_004

基本の設定

一眼レフカメラを三脚に固定して星空を撮影する時の設定です。

  • 撮影モード ・・・ M(マニュアルモード)
  • 手ブレ補正 ・・・ OFF
  • ピント ・・・ 無限遠(カメラの∞マークに合わせるとピントがずれていることがあるので、ライブビューで拡大してピントが合っているか自分の目でしっかり確認しましょう)
  • 記録画質 ・・・ RAW(撮影後に画像を編集するときに便利です。)
  • その他 ・・・ ホワイトバランスやピクチャースタイルなどはRAWで撮影しておけば後から編集ソフトで変更できるので、オートで問題ないです。

blog150206_0001

都度調整が必要な設定

  • ISO … 高めに設定800ぐらい(周りが明るければISO100でも撮影可能だと思います。IOS感度が高くなるとノイズが発生します。)
  • 絞り … F2.0やF3.0など出来るだけ開放に設定。
  • シャッタースピード … 星景写真など星を点で写したい場合は、30秒ぐらいまでに設定します。望遠で撮影すると30秒だと線状に写ってしまいます。
    初めは15秒ぐらいに設定してみると良いかと思います。まずは一枚撮影してみて微調整してください。

星空撮影の楽しみ方

星だけを撮影してみる

blog150206_005_IMG_6376(F4.0/10)
ISO感度800、Tv(シャッター速度)10、Av(絞り数値)4.0

blog150206_006_IMG_6339(F5.0/10)
ISO感度800、Tv(シャッター速度)10、Av(絞り数値)5.0

星だけだとなんだかよく分かりません。夏は天の川、冬はオリオン座などまずは興味のある星や星座を撮影して楽しんでみてください。

北極星を中心に弧を描く星を撮影する(比較明合成)

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こちらの写真は複数の写真を合成しています。

ISO感度400、Tv(シャッター速度)30、Av(絞り数値)4.5の設定で連続で33枚撮影した画像を重ねて1枚の写真にしています。

blog150206_008

合成する前はこんな感じです。

一枚一枚の星は点で写っていますが合成すると上の写真のように線状につながります。

肉眼では見ることが出来ませんが、一眼レフカメラだからできる楽しみ方です。

風景(夜景)と一緒に撮影する

blog150206_009
ISO感度100、Tv(シャッター速度)5、Av(絞り数値)8.0

星だけを撮影する場合、現在持っている手持ちの道具だけだとバリエーションがなくちょっと物足りなくなってきます。

風景や建物、夜景等と一緒に撮影してみるとおもしろいと思います。(景色と一緒に撮影することを星景写真と言うみたいです)

左上にぽつんとある明るい星。この日は満月が近かったので、シャッタースピードは5秒で絞りも8と絞ってますが、明るく写っています。

天体イベントを撮影してみる

blog150206_010
左:ISO感度100、Tv(シャッター速度)3.2、Av(絞り数値)5.6
中:ISO感度100、Tv(シャッター速度)1、Av(絞り数値)5.6
右:ISO感度100、Tv(シャッター速度)1.6、Av(絞り数値)5.6

2014年10月8日の皆既月食の写真です。
満月なので、シャッタースピードが速めです。

blog150206_012ISO感度100、Tv(シャッター速度)1/500、Av(絞り数値)9.0

2012年11月28日の半影月食の写真です。ニュースでもほとんど話題にならなかったほど、地味な天体イベントでした。写真も普通の満月とあまり変わらない気がしますが、月の左上が少し影になっています。満月なので、シャッタースピード速めです。

普段の星空も素晴らしいですが、一年を通して流星群、月食、日食など様々な天体イベントがあります。中には一生に一度しか出会えない天体イベントもあるのでこまめに情報をチェックしてチャンスを逃さないようにしてくださいね。

星空撮影に役立つ情報サイト

光害や雲の状況などを調べることができます。

星空ガイド(天体イベント)
月齢カレンダー
日の出・日の入り

まとめ

カメラの道具や設定も大事ですが、冬の撮影で一番大事なのは寒い中出かける気力だと思います。

一眼レフをもっている方なら珍しい道具は必要ないので、どなたでも撮影できると思います。興味のある方はぜひ星空撮影に挑戦してみてください。

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