仕事で写真撮影をする際に気をつけている五つの事

仕事で写真撮影をする際に気をつけている五つの事

こんにちは。子どもの頃は12月になると誕生日やらクリスマスやら冬休みやらで、おらワクワクがとまらねぇ状態だったワイです。

大人になってからも年末年始のお休みや友人知人、家族との忘新年会的なものが楽しみです

さて、今回は私がお客様よりご依頼を頂いてホームページ用、チラシなどの印刷物用に写真を撮影する際に気をつけている事をざくっとまとめてみます。

サイトや印刷物で使う写真を撮影する際の参考になれば幸いです

目次

仕事で撮影をする際の大前提

1.撮影対象にあわせ撮影モードとレンズをチョイスする

 2.無駄に明るく(暗く)撮らない

3.RAWで記録する

4.まぐれを狙って適当に何枚も撮るのではなく意図のある写真をしっかりと撮る

5.お客様が求める雰囲気や訴求したいポイントをアピール出来る写真にする

まとめ

仕事で撮影をする際の大前提

と、気をつけている五つの事を書く前に、当たり前の事ではありますが仕事で撮影をする際の大前提として心がけている事を挙げておきたいと思います

  1. 自分が撮りたい写真ではなくお客様のお店や会社などの雰囲気に合う写真を撮る
  2. お客様の元に撮影に行くにせよ、スタジオや外で撮影するにせよお客様の時間を頂戴しているので、しっかりと確実に撮影し、後で撮り直しが必要ないようにする
  3. ホームページや印刷物のデザインで使いやすいような写真を撮る

当たり前のようですが何も考えずにダラッと撮影をしてると以外と忘れがちです

1.撮影対象にあわせ撮影モードとレンズをチョイスする

撮影モードについて

私は基本的にはどんな撮影対象にも対応出来るマニュアルモードでいつも撮影していますが、ブツ撮りなど、撮影対象が動かない場合は絞り優先モードでもいいと思います

解放で撮影

カメラ初心者の方の中にはボケてる写真=いい写真と思われている方もいらっしゃるようですがボケてる写真=いい写真というのは間違いです

例えば、商品写真の撮影、通称「ブツ撮り」や料理の写真の撮影などのときに上の写真のように無駄にボケている部分が多いと商品や料理の詳細がよく分からず、写真で魅力を伝えるのは難しくなってしまいます

絞った写真

そのため、商品写真や料理の写真などの際には絞りをコントロールし、全体的なディテールがしっかりと分かるように撮影をする為、マニュアルモード(被写体によっては絞り優先モードでも大丈夫です)で撮影をするようにしています

レンズについて

レンズを選ぶ際の基準として撮影対象との距離だけで選んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、焦点距離の短い広角レンズには写真を広く見せる効果が、焦点距離の長い望遠レンズには写真を圧縮してボリューム感を見せる効果があり、短いレンズには写真を広く見せる効果があります

圧縮効果

APS-Cのカメラで100mm(フルサイズ換算150mm程度)とちょっと長めのレンズで撮った上の写真は花が詰まってボリューム感があるように見えます

ある程度長さがあるレンズ(フルサイズ換算で70~100mmくらい)はグッと詰まった感じが出るうえ、寄って撮ればディテールもよく分かるので料理や商品写真の撮影時によく使用しています

短いレンズで撮影

上の写真と同じ日に同じ場所でAPS-Cのカメラで17mm(フルサイズ換算で25mm程度)で撮った写真は花がまばらにしか咲いていないように見えますが、花畑とその後の森の広さを感じることができます

このように短いレンズは空間を広く見せる効果が出るので店内の写真など撮影対象を広く見せたいときによく使用しています

2.無駄に明るく(暗く)撮らない

明るい写真はいい写真に見えてしまう事もありますが、明るければいいという訳ではありません

実際、明るく撮る事を優先しすぎると画像の一番明るい部分が真っ白になる、所謂「白飛び」の状態になってしまう事があります

白飛び

上の写真のように白飛びしてしまっている部分は画像としての情報が失われている為、あとからここをちょっと暗くして葉っぱのディテールを見えるようにしたいと思っても白がグレーになるだけでディテールを復元する事は出来ません

その為、明るい写真を撮ろうとして白飛びしてしまうくらいなら少し暗めでも後から補正すればいいので写真に画像情報が残るように撮影するようにしています

また、暗く撮り過ぎて黒潰れするのも同様に避けておきたいです

3.RAWで記録する

またそのうち詳しく記事でまとめようと思いますが、RAWで記録する事のメリットはざっくり言うと

  • 編集しても劣化しない
  • ホワイトバランスなどの調整が容易

ってところです。

最近のカメラは優秀なのでホワイトバランスをオートにしておいても、それ程酷く色かぶりする事は少なくなってはいますが、あまり明るくない室内で撮影した際には赤味が強くなったり、黄色味が強くなったりする事があります

色かぶり

上の写真は知人のレストランで外の光と中の照明の明かりが両方入っている席でホワイトバランスオートで撮影した写真です。

実際に目に見えていたよりも赤味が強く出ています

ホワイトバランス補正後

この写真は先程の写真のホワイトバランスを少しだけ調整し、実際の見た目に近くしたものです

RAWの画像であれば、ホワイトバランスの調整が非常に簡単で、編集による劣化もしないので、失敗の許されない仕事での撮影の場合は必ずRAWで撮影をするようにしています

4.まぐれを狙って適当に何枚も撮るのではなく意図のある写真をしっかりと撮る

あまり使いどころのない似たような写真が沢山あっても意味がありませんし、写真の整理も面倒になるうえ、デザイナーもどう使っていいのか困ってしまうと思います

使いどころがない写真

上の写真は3年程前に素材サイトのソザイングのエイプリルフールネタとして撮影した、当時流行っていたweb業界のろくろ回しフリー素材「高速でろくろを回す男」を撮影した際に撮れてしまったNG素材です

こういう写真を撮られる方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、これは極端な例としても適当に撮っている為、「ピントがどこに合っているのか分からない」「手ぶれや被写体ぶれが酷い」ような写真は何枚あっても使い物にならないので、しっかりと意図を持った使いみちがある写真を撮影するようにしています

5.お客様が求める雰囲気や訴求したいポイントをアピール出来る写真にする

この項目は、撮影のテクニックや設定というよりも撮影をはじめる前にどれだけお客様からヒアリングが出来ているのかという部分が最も重要なポイントです

その場で、行き当たりばったりに適当に撮影せず、どんなイメージをどんな雰囲気で誰に向けて見せたい、サイトや印刷物でどのように使いたい写真なのかをしっかりと理解した上で撮影をするように心がけています

また、予めどのような写真を撮るべきなのか考えておき、メモをしておく事で撮影当日に撮り忘れが出てしまう事も防げます

まとめ

いかがだったでしょうか?

もしかすると少し写真の知識がある方にとっては当たり前のような内容だったかもしれません

趣味で写真を撮るなら、あまり考えずに思ったように撮影をするのも楽しくていいとは思いますが仕事で写真を撮影する場合には依頼をして頂いたお客様にご満足頂いた上、作業をするデザイナーが使いやすいような写真を確実に撮る事が大事だと考えています

写真を撮影する際は適当な写真を何となく行き当たりばったりで沢山撮るのではなく、意図を持った写真をしっかり撮るようにすると撮影後の写真整理も簡単になりますし、写真の腕も上達すると思いますのでおすすめです

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