福岡生まれのCMS「baserCMS」を使ってみた

福岡生まれのCMS「baserCMS」を使ってみた

こんにちは、そろそろバイクで遠出をしたいと思いつつ1ヶ月以上たってる村田です。

これまでに沢山のWordPressサイトを構築してきた自分ですが、今回、知識や仕事の幅を広げるためWordpressではないCMSも詳しく知っておきたいと考え、福岡生まれの国産CMSである「baserCMS」を使ってみることにしました。

baserCMSを使ってみようと思った理由

まずCMSの種類としてメジャーなものといえば「Wordpress」と「movabletype」の2つですが、その他にも

  • baser CMS
  • XOOPS
  • concrete5
  • MODX
  • Drupal
  • Joomla

などそれぞれ得意とする分野や特徴をもったCMSが多く世に出回っています。

最近よく名前を見るようになった「concrete5」も非常に魅力的だなと思いましたが、今回は以下の理由でbaser CMSを使うことにしました。

  • 同じ福岡の会社が開発されたということ
  • マニュアルやヘルプが日本語で分かりやすいということ
  • コーポレートサイト制作に適しているという理由

インストール

それでは早速baserCMSをインストールしてみます。 今回使用する環境は以下の通りです。

  • OS:Windows8
  • XAMPP 3.2.1
  • PHP 5.4.16
  • MySQL 5.5.32
  • phpMyAdmin 4.0.4.1
  • baserCMS 3.0.2

今回XAMPPの設定に関してはググレばいくらでもでると思いますので省略します。 ではまずbaserCMSの最新版を公式サイトから落としてきます。

baserCMS

この記事を書いている2014年4月21日現在での最新Verは3.0.2です。

baserCMSのコアパッケージのダウンロードが終わったら、適当なディレクトリを作成してその中に解凍します。今回は「/localhost/basercms/」としました。
解凍が終わり上記の場所にブラウザからアクセスするとインストールが始まります。

baserCMSインストール画面

この辺はWPや他のCMSと同じで、画面にエラーが出ていないか確認しながら次の画面に進むだけです。

ただ、データベースの設定に関しては「MySQL / PostgreSQL」に限り、先に作成して初期化しておく必要があるようです。入れ物だけそっちで用意しといてねってことですかね。

02

というわけでphpMyAdminからbasercmsに使用するテーブルを用意します。
「/localhost/phpMyAdmin/」にアクセスしてログインした後、「データベース」から「データベースを作成する」で適当な名前でテーブルを作ります。

今回は「basercms」という名前で「照合順序」を「utf8_general_ci」とします。この照合順序を間違うと文字化けを起こすので要注意です。

無事インストール画面でデータベースへの接続が確認されたら管理ユーザーのアカウント名とパスワードを登録してインストールは完了です。
早速管理画面へアクセスしてみましょう。

baserCMS管理画面

なるほど、ずいぶんスッキリした印象で見やすいですね。

WPと色々比較してみた

ダッシュボード

dashboard

ダッシュボードに関しては固定ページや記事の投稿数が分かる「現在の状況」や最近行った処理が分かる「最近の動き」などが表示されていて、大きな違いはなさそうです。

基本設定

option-general

サイト名やkeyword・descriptionを決める基本設定画面ではbaserの方が「タイムゾーン」や「日付のフォーマット」などが無いためかなりスッキリとしている印象です。

baserは必要最低限の項目だけを残していて他の細かい設定は画面下の「オプション」ボタンを押すことで設定が可能です。

オプションではSSLの設定ができたりGoogleMapsの住所指定や公開状態をメンテンスモードに切り替えたりとWordpressだとプラグインの導入やfunctionsの設定が必要になる機能がデフォルトで実装されています。

プラグイン

plugins

はい。これは数だけで比べるとさすがに差がありすぎますね、当然ですが。ちなみにWPのプラグイン検索で全件表示させると30,594件あるそうです。まぁ多ければ良いというわけでもないのですが、探せば大抵のものは見つかるので助かります。

baserCMSは「baserマーケット」なるところからプラグインを購入して追加できるようです。有料のものと無料のものがあるようですが、今のところ公開承認を行うプラグインのみ有料でその他は無料となっています。

テーマ管理

themes

テーマに関しても同じく世に出回っているテンプレートの数は圧倒的にWPが多いです。ただ今後どんどんクオリティの高いテンプレートの数も増えていくようなので期待が持てますね。

ちなみにbaserCMS ver3.0.2ではデフォルトのテンプレートとして第2回baserCMSデザインテーマコンテストでグランプリを受賞された西村さんのテーマが設定されており、シンプルで見やすいデザインと要所要所の動きが目を引きます。もちろんレスポンシブ対応もされています。

投稿

post

投稿画面はbaserCMSが1カラムWPはデフォルトでは2カラムの構成になっています。
1カラムだと上から順番に記入していくだけなので分かりやすいとは思いますが、書いている途中にアイキャッチの変更やカテゴリーを変更したい時には少しスクロールしないといけないので、ものぐさな人には2カラムの方がよかったりするんでしょうか。
ちなみに自分はWPやMTで2カラムの方が慣れているのでそっちの方が好きです。

baserCMSはアイキャッチ機能がデフォルトで付いているのと公開日設定だけでなく公開期間まで設定できるのが嬉しいですね。個人のブログなどでは使う機会も少ないと思いますが企業サイトだとこういった機能があればキャンペーンやイベントの告知などで活用できそうです。

お問い合わせ

contact

WordPressでは殆どの人がプラグインを使ってお問い合わせフォームを実装すると思いますが、baserCMSでは最初からお問い合わせフォームが実装されています。

当然設定できるフォームは一つだけではなく複数のフォームを設定可能で、基本設定では送信後のリダイレクト先や記事投稿でもあった公開期間の設定、イメージ認証の有無やメールテンプレートの編集なども行えるので、企業サイトのお問い合わせフォームに必要な機能は大体揃っていると思います。

フォームに設定する各項目についても、よく使われるであろう項目がデフォルトで用意されていて、国産CMSならではの項目「都道府県リスト」はわざわざ都道府県のリストをコピペしてくる手間が省けるので地味にありがたいですね。

最後に

今回何もカスタマイズしていないデフォルトのbaserを触った感想としては、すごく丁寧で無駄を省いた作りだなという感じです。

項目ごとにちゃんとヘルプが用意されていて、その項目の意味だけでなく項目を出力するために必要なタグまで書かれていたり、前述したお問い合わせフォームの項目に「都道府県リスト」や「和暦日付」が用意されているのもそう思わせられます。

まだ確認出来ていない機能は沢山あると思いますが、それは次回以降の実際に独自テーマを作りながらで確認していきたいと思います。

 

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